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関野吉晴さんのお話

世界各国の辺境地で冒険をしてきた人が集う地平線会議で、関野吉晴さんの講演を聞いてきました。関野さんは、「新グレートジャーニー」という日本人の起源を海からたどる企画を行っている方です。今回は、フィリピン南西海域を生活の場とする漂海民、バジャウの紹介でした。

バジャウは、国籍を持たず、他民族を支配することもなく、サンゴ礁の恵みで生活する漁撈民族です。政府や海賊から、度々搾取を受けているのですが、しぶとく生き延びて、10万人から100万人が存在すると推計されているそうです。完全に原始的な生活を続けているかと思えばそうでもなく、船にはエンジンを付け、フカヒレやナマコなどの高級食材を供給し、携帯電話で世界中の人と話をすることもできます。経済やハイテク技術も使いながら、生活のベースは自然の中にある。もしかすると、未来の私達の暮らしは、そんな形になるのかもしれないと感じました。

あけび編み

先日、つくば市北条で、長年蔓編みをやっている先生に、あけび編みを教わってきました。あけびは、草ではなく木なので、丈夫で肉痩せせず、かご編みには最適なのだそうです。自然の蔓は形や太さが様々で、規則的な編み方は難しいのですが、乱れ編みにすれば、味があって面白い形のものが作れます。

編み始めはこんな状態からスタートします。
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一心に蔓を編んで約5時間、出来た作品はこちらです。形も決めずに何となく編んでいったのですが、イメージしていたより大きく、相当な存在感があるものができました。久しぶりに、手仕事の面白さを感じた一日でした。
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「サラワク先住民は今」レポート

1/26に、広尾のJICAで行われた、「サラワク先住民は今」というトークイベントに参加してきました。サラワク先住民とは、マレーシアのサラワク州で、原始的な焼畑や、狩猟採集生活を送っている部族です。

最初は、狩猟採集の移動生活を送るプナン族と1ヵ月生活した経験を持つ、せんだしおさんの話。聞いていると、長島龍人さんの「お金のいらない国」という作品の世界そのものを感じます。権力を持ったリーダーはなく、緩やかな補完関係で結ばれる。収穫物は全て均等に分配。それぞれが、やりたいこと、やれることをする。自分達の年齢を数えず、大人と子供の区別がない。家族という言葉がなく、気のあった者同士が共に暮らす。人を利用価値で判断せず、その人そのものを受け入れる。ほとんど物を持たず、自然の恵みを使って衣食住をまかなう。

一方、カヤン族は、定住して農耕も行う民族で、我々と同じような俗っぽさや、近代的社会構造が存在します。原始的な焼畑と言えども、農耕を始めた社会では、私達と同じような問題を抱えることになるようです。

このサラワク州の熱帯雨林は、現在急速に伐採が行われ、彼らの生活基盤が失われつつあります。伐採された木は合板の材料となり、大地はプランテーションとなってパーム油を生産し、私達日本人の暮らしにも大量に利用されています。プランテーションでは、農薬を大量に使い、先住民の健康被害や、奇形児の発生も問題になっているとか。

私達は知らなかったということで、許されるのでしょうか。

2011年のチャレンジ

大寒も過ぎて、徐々に長くなる日照には、春の気配を感じるようになりました。そろそろ今年の作付や、栽培計画を立てておかないといけない時期です。

去年1年を振り返ると、自家用野菜を作るだけでも精一杯でした。今年は、自家用については、なるべく省力化し、もう少し幅広い活動がしたいと思っているこの頃です。

今年は、「農的暮らしのネットワークつくば」がスタートして、初めてのシーズン。
多くの人と協力し合いながら、新しい展開を目指すことにしたいと思います。
今、話が出てきているのは、

・つくば山麓の湧水が流れ込む棚田で米作り
・無農薬無化学肥料による地大豆を栽培し、豆腐屋さんに製造委託
・果樹、山野草、きのこの栽培
・竹や蔓を使った細工

全部手掛けられるか分かりませんが、このブログでも、随時報告していこうと思っています。

自然農的生活

ずっとブログの更新が滞っていましたが、元気にやっています。
去年は、漕ぐ方はさっぱりでしたが、思うところあって会社を退職し、所帯の立ち上げ、野菜の自給体制確立に奔走していました。多少販売のまねごともしています。イベントに野菜を出したり(下写真)、親戚に送ったり、知人の食堂に送ったり、知り合いの直売所に出したり。無農薬、無肥料の自然農法でも、そこそこの野菜が出来ることが実証できたのではないかと思っています。

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昨年末より、友人、知人を誘って、「農的暮らしのネットワークつくば」というものを始めています。近郊で、興味がある方は、ぜひご参加下さい。

常神半島から蘇洞門へ

悠々手漕ぎ旅のサイトを更新しました。

旅の記録78 常神半島から蘇洞門へ

もう4ヶ月以上も前の話なのですが、一応記録のため、アップしておきます。

ツアーの前後は、久しぶりに、granstreamに立ち寄って、大瀬氏と話ができました。しばらくシーカヤックは漕いでいなくても、今の生活は、シーカヤックに教えられたことに囲まれていることを感じています。またいつか、ばりばり漕ぎに出ますよ。

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