農的暮らしの研修・水の流れ

去年、「いのち巡る大地の再生講座」の通年講座に参加して、水や空気の流れという視点から、土地の問題点を改善する方法を学んできました。自然の地形は、長い年月をかけて、水や風が作り上げてきたものです。それを、私達人間は、重機を使って破壊し、コンクリートで固め、本来の形から外れた状態にしてしまっています。

講座の中では、簡単な土木工事を行うことで、本来の自然の循環を回復させる方法を学びました。私が理解したのは、まだほんのさわりの部分でしょうけど、少しは貢献できる技術は身に付けられたと思っています。

今回の研修先でも、何箇所か問題のある場所が目に付きました。下の写真は、田圃からの水が流れ込み、湿地のように水が停滞していた場所です。これを直すのに重機はいりません。スコップで軽く溝を掘ってやるだけで、水はすぐに流れを取り戻しました。簡単でわずかな手間でできることですが、周辺の環境は大きく改善されるのです。

人が壊したものは、人の手で直したい。手遅れになる前に、少しずつでも良い方向に変えていければと思っています。

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農的暮らしの研修・苗作り

研修をした2月は、まだまだ寒く、農作業はあまりないだろうと思っていましたが、さにあらず。2月は、踏み込み温床を使った苗作りが始まる季節です。

踏み込み温床とは、有機物の発酵熱を使って苗床を温め、早い時期に発芽をさせる技術です。ビニールハウスの中に温床が作ってあるので、曇りの日でもポカポカ陽気。レタス、ナス、シシトウの種をたくさん蒔きました。

露地に種を蒔いた場合、ナス科などの夏野菜は、ゴールデンウィーク明けでないと発芽しません。成長も遅いので、十分に育たないこともあります。ナス科の野菜は、本来もっと暖かい地域の植物だったのでしょう。当地つくばで、きちんとナスを実らせようと思ったら、手間暇のかかる苗作りが必要になります。今年は、私も簡易的な温室で、苗作りをしてみようと考えています。

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農的暮らしの研修・木を切る

今回の研修でチェーンソーの使い方を教わり、初めて本格的な木の伐採を経験しました。エンジンの扱いは、刈払機で慣れていたおかげで、お手のもの。しかし、チェーンソーは、チェーンオイル、テンションの調整、刃の砥ぎなど、いろいろメンテする場所が多く、扱いはやや難しくなります。

伐採自体は、至って簡単。倒れる方向をコントロールするためにロープを張り、倒す側の木の根元に切り込みを入れてから、反対側を切断します。数十年の年月をかけて成長した木を、10分もかからずに倒すことができます。

1本の木を倒すことで、土や、周りの木々や、この木を頼って生きてきた膨大な命に、計り知れない影響を与えていることでしょう。しかし、このチェーンソーのスピードと爆音は、それをじっくり受け止めるだけの余裕を与えてくれません。

人間は、自然に対して、どれ程の無神経さが許されるのか。時々立ち止まって、考えてみる必要がありそうです。

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農的暮らしの研修・炭焼 その2

炭焼窯に詰めた薪に火を入れてから3日、いよいよ炭の作製工程の最終段階です。300度弱でいぶされた薪は、揮発分がすっかり抜けて、ほぼ炭素分だけになっています。これをかき出して温度を上げることにより、残った揮発分を飛ばすと同時に、炭が締まって硬度が上がる効果があるそうです。ご想像の通り、猛烈に熱い作業で、冬というのに汗びっしょりになってしまいます。
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その後、炭火の上に、湿った砂をかけて、消火します。十分冷えたら、ふるいにかけて、炭と砂を分離し、乾燥させると炭の完成です。できた炭は、元の薪の10分の1程度の重量になってしまいます。本来、炭というのは、大変な手間暇がかかった貴重品なのです。
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農的暮らしの研修・味噌作り

少しずつ日が長くなり始めるものの、まだ厳しい冷え込みが続く2月。

今は、
 昨年収穫した米や大豆の乾燥、脱穀が終わる時期。
 低温低湿で、雑菌が増えにくい時期。
 春の到来を待ちながら、ゆとりの時間を過ごす時期。

そんな2月は、味噌作りの最適期です。

今お世話になっているコミュニティーでは、およそ2、30人分の自給と、外販のために、大量の味噌を仕込んでいるところです。蒸した米を発酵させて米麹とし、大釜で茹でた大豆をすりつぶし、塩を加えて樽に詰めていきます。材料、燃料、加工、その全てを自分で賄えるということは、絶対的な安心を確立したということです。

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農的暮らしの研修・炭焼

今週から、筑波山南麓にある農をベースとしたコミュニティーで研修を受けています。2月中旬の現在は、まだ露地の種まきには寒過ぎますが、この時期にしなければならない仕事はいろいろあるのです。
初日は、施設の一角にある炭焼窯に、材木をセットしました。この後、火入れをして、炭、灰、木酢液などが作り出される予定です。少し前の日本では、炭とその副産物は、生活の様々な場面で利用されてきました。その材料を供給してくれる里山は、ムラの人達の手で奇麗に整備されていたはずです。
今では、そんな森との繋がりはすっかり失われてしまいました。しかし、少なくともその知恵は、100年後、1000年後まで引き継いで行く必要があると考えています。なぜなら、その頃には、地下資源を掘り尽くし、人間が利用できるエネルギーは、薪や炭だけになっている可能性だってあるのですから。
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あけび編み

先日、つくば市北条で、長年蔓編みをやっている先生に、あけび編みを教わってきました。あけびは、草ではなく木なので、丈夫で肉痩せせず、かご編みには最適なのだそうです。自然の蔓は形や太さが様々で、規則的な編み方は難しいのですが、乱れ編みにすれば、味があって面白い形のものが作れます。

編み始めはこんな状態からスタートします。
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一心に蔓を編んで約5時間、出来た作品はこちらです。形も決めずに何となく編んでいったのですが、イメージしていたより大きく、相当な存在感があるものができました。久しぶりに、手仕事の面白さを感じた一日でした。
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2011年のチャレンジ

大寒も過ぎて、徐々に長くなる日照には、春の気配を感じるようになりました。そろそろ今年の作付や、栽培計画を立てておかないといけない時期です。

去年1年を振り返ると、自家用野菜を作るだけでも精一杯でした。今年は、自家用については、なるべく省力化し、もう少し幅広い活動がしたいと思っているこの頃です。

今年は、「農的暮らしのネットワークつくば」がスタートして、初めてのシーズン。
多くの人と協力し合いながら、新しい展開を目指すことにしたいと思います。
今、話が出てきているのは、

・つくば山麓の湧水が流れ込む棚田で米作り
・無農薬無化学肥料による地大豆を栽培し、豆腐屋さんに製造委託
・果樹、山野草、きのこの栽培
・竹や蔓を使った細工

全部手掛けられるか分かりませんが、このブログでも、随時報告していこうと思っています。

自然農的生活

ずっとブログの更新が滞っていましたが、元気にやっています。
去年は、漕ぐ方はさっぱりでしたが、思うところあって会社を退職し、所帯の立ち上げ、野菜の自給体制確立に奔走していました。多少販売のまねごともしています。イベントに野菜を出したり(下写真)、親戚に送ったり、知人の食堂に送ったり、知り合いの直売所に出したり。無農薬、無肥料の自然農法でも、そこそこの野菜が出来ることが実証できたのではないかと思っています。

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昨年末より、友人、知人を誘って、「農的暮らしのネットワークつくば」というものを始めています。近郊で、興味がある方は、ぜひご参加下さい。