作製記3:架台編

三脚の脚立

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今頃?と言われそうですが、先日お手伝いに来て下さった方のアドバイスに従って、三本脚の脚立を購入しました。今まで四本足脚立を使っていたのですが、でこぼこの多い土の上では、不安定で危険です。高さは3メートル。少しお値段は高いのですが、これでだいぶ高所作業の安全性は上がりそうです。

筋交いの設置のお手伝い

筋交いの設置は、脚立に乗れる人であれば、特に技術は必要ないので、いろいろな人に手伝ってもらっています。

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最近良く手伝ってくれるDr. Mさんは、ふざけて架台の上によじ登っています。落ちないでよ!

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わざわざ、京都から夜行バスで見学に来て下さった人もいます。太陽光発電の施工業者の方なので、さすが仕事が早い。

今日は、筑西から、31歳の若き株式会社社長が来て手伝って下さいました。

こうして、皆さんのご協力の元、少しずつ完成に向かっています。

梁パイプ設置完了

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本日、梁の部分の単管パイプ、147本の設置が完了しました。もう写真に収まりきらないスケールになりつつあります。現場で見て頂けると、なかなかの壮観ですよ。
2人で作業すれば、1本当たり約5分で設置が可能でした。単純計算で12時間で完了することになります。思ったより早く進めることができました。
これからの作業は、筋交いの294本取り付け作業になります。

台車の改造

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以前、ソーラーパネルの荷受け用に作製した、上の台車を改造しました。

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名付けてフォーメーションB。5mの単管パイプが楽々運べます。単管へのパネル取り付けも、この台車の上で作業しようかと思っています。上手く行くでしょうか?

ひとりでできる梁の設置

支柱の柱が立て終わりましたので、次のメインの作業は梁の設置になります。例によって、一人でも効率的に設置できる方法を考えてみました。

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柱の上部に、滑車とフックを付けた棒を引っかけます。棒の下部は、柱にゴムひもで固定。滑車にかけたロープは、地上の単管パイプの両端に引っかけます。

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右側の柱の下で、二本のロープを引っ張ると、パイプが持ち上がります。ちょうど良い位置まで引き上げたら、ロープは棒の下のあたりに固定します。ポイントは片側のロープを長くしておくこと。これで、写真右側に立ったまま、パイプの両側を同時に引き上げることができます。

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その後、脚立に上って、ジョイント、クランプで柱と固定すれば完成です。

このやり方であれば、パネル付きの単管パイプ(約40kg)でも、引き上げられるのではないかと思っています。

架台作製 柱立て完了

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長かったブロック付き支柱立て作業の、最後の1本です。

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合計16日で、84本の柱を立てることができました(天候不順で1、2本しか立てなかった日も含みます)。最大の肉体作業が終わってほっとしています。完全人力作業にこだわりたい方は、ぜひ参考にして下さい。

柱、柱、柱

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まだまだ柱の設置作業が続いています。今日は、天気も良かったので、12本を立てることができました。今までの最高記録です。

本日までに立てた支柱 66/84  進捗率79%

だいぶ終わりが近づいてきました。今の方式だと、やはり相当な手間と体力が必要というのが実感です。次の機会には、もっと効率良く立てられるアイデアを試したいと思っています。

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最近は、ビニールハウスの中では日差しが強過ぎるようになったので、遮光ネットを設置しました。これで、快晴の日中でも、室内作業が快適です。柱が終わったら、梁、筋交いの設置と、パネルと単管の接続作業が待っています。4月中に完成する可能性はあるだろうか?

筋交いの美学

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試験的に組み立ててみた筋交いが、どうしても違和感を覚えたので、以下のように修正してみました。

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違いが分かるでしょうか? これで先程の違和感を感じなくなりました。上下方向の荷重がかかった場合、前者は柱をねじる方向に力がかかりますが、後者では打ち消し合います。鉄パイプなので、実際は、どちらでも問題はないかもしれませんが、感覚を重視してみます。

本日までに立てた支柱 42/84  進捗率50% (ついに折り返し地点に到達です!)

電気開通

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本日、ようやく電気が開通しました。契約は20A。これで、電動工具が思う存分使えるようになりました。以前のバッテリーでも、小さなドリルぐらいは使えましたが、丸鋸などはやはり商用電源が欲しくなります。

午後は、煙霧が出る程の強風だったので、ビニールハウス内で、架台で使う部品を作製したり、パネルの固定方法を考えたりしていました。これからは、細かい工作も増えてきます。

柱立ては4本のみ。
本日までに立てた支柱 36/84  進捗率43%

架台作製 架台の試験設置

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まだ柱立ては途中ですが、架台の部材が揃ったので、一部のみ架台の組み立てをしてみました。支柱の精度にこだわったおかげで、上部はスムーズに設置することができました。支柱の最上部は、約345cm。私の身長(176cm)なら2mの脚立で問題なく作業できます。筋交いは短め(2mと1.5m)にしたので、頭が当たる心配もありません。

筋交いの固定がクランプというところが、少しかっこ悪いですが、コスト削減のため、これでよしとしましょう。

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以前の記事で書いたワイヤー治具を改良しました。
・ワイヤーを1.2mmから、2.5mmにした
・L字金具を厚くした
・金具を付けてワンタッチで付け外しできるようにした
・ワイヤーの留め具をアルミのかしめから、ねじ式に変更した(長さ可変)
・支柱の仮固定のための三角形の枠を作製した

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大変使い勝手が良くなり、さくさくと柱が立てられるようになりました。
今一番大変なのは、崩れた基礎穴の掘り直しかもしれません。

本日までに立てた支柱 32/84  進捗率38%