冬の間、中断していたソーラーシェアリング農業体験を再開致します。
予定は、スケジュールのページをご覧ください。
参加費は無料です。汚れても良い服装、飲み物や弁当は持参でお願い致します。
基本的には、自然農法的な方法で農園づくりをしたいと思っていますが、必要に応じて、肥料や農業機械も利用するつもりです。
追記
方針を変えまして、農業体験という名称ではなく、「オープンDAY」として、一日、自由に参加できる日とします。
先日、ソーラーカルチャーのホームページを公開しました。
農業施設学会主催で、以下のシンポジウムが開催されることになりました。
2011年3月11日の震災以来、脱原発、自然エネルギーシフトは、国民の大多数の希望となりました。しかし、土地の狭い日本では、太陽光発電等の大規模開発が難しいという問題があります。それを、解決する可能性があるのが、ソーラーシェアリングです。
ソーラーシェアリングとは、農地の上に、藤棚のような高い架台を設置し、その上に広い隙間をあけて、小型ソーラーパネルを並べることにより、発電と農業を両立させようというアイデアです。安価な太陽光発電の普及のみならず、農業問題、過疎問題、雇用問題等も解決する可能性を持っています。
2012年頃から、一部の地域では、この先進的な試みが認められ、農地での実用試験が始まっています。そして、2013年の4月には、農水省から、農地で太陽光発電を実施する場合の指針が発表され、優良農地でもソーラーシェアリングが可能となりました。
私は、茨城県つくば市の地目山林の土地で、ソーラーシェアリングのモデル的な実用試験施設を、セルフビルドで作製しました(回転システムの動画)。今後、ソーラーシェアリングを活用した、新しい時代の農村作りを進めて行きたいと考えています。
→ソーラーカルチャー株式会社のサイトへ
→スケジュール&見学ご希望の方へ
茨城新聞での掲載や、NHKの放送以来、たくさんのお問い合わせと、見学のご希望を頂いております。「システムを販売して欲しい」、「自分の農地に施工して欲しい」というご要望もあります。
私が代表をつとめるソーラーカルチャー株式会社では、各地域の施工業者様と業務提携し、手動回転式ソーラーシェアリングシステム(ソラカルシステム)を採用した太陽光発電設備の施工を始める予定です。施工業者様に元請けになって頂き、弊社では技術指導という形で、ご協力致します。
ソーラーシェアリングの開発、販売、施工に取り組みたいという事業者様がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡下さい。技術面、販売面を中心として、ご協力致します。
また、農地への設置をお考えのお客様には、レイアウト案、発電設備容量、概算見積もりをお出しすることは可能です。今のところ、施工は、茨城県、静岡県およびその近隣地域での対応予定となっております。
ただし、農地で発電を行う場合は、以下の条件を満たすことを、お願い致します。
11月26日(火)の14:15から、NHK Radio Japan Focus で、つくばのソーラーシェアリングのことが国際放送されました。日本では、NHK AMラジオ第2で英語の放送がありました。放送後の1週間は、ネット配信で聞くことができるようです。
英語の他、16ヵ国語(アラビア語、ベンガル語、ビルマ語、中国語、フランス語、ヒンディー語、インドネシア語、韓国語、ペルシャ語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、スワヒリ語、タイ語、ウルドゥー語、ベトナム語)で世界に向けて放送されました。日本語の放送はありません。
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