作製記7:増設編

つくばソラカルファーム発電所 増設工事 第二弾

なかなか手が付けられなかった、つくばソラカルファーム発電所の増設工事第2段がようやくほぼ完成しました。残すところは結線だけです。最新のルクサーソーラーさんの単結晶115Wパネルを使っています。このパネルが、連系されるのは、世界初です。

今回は、1ストリング21枚だけの増設です。いろいろ考えた末、北側の軒や、未使用のスペースに詰め込むことにしました。発電を最優先に考えた結果、かなり特殊な設計になっています。詳しく知りたい方は、ぜひ見学にお越し下さい。

三角部や軒の活用

今回の増設では、新しい形のレイアウトも、お見せできるようにしています。

20141209b

まずは、南や北に軒を出して、1列分を追加するレイアウトです。支柱の数はそのままで、パネルだけを増やせるので、コストをあまりかけずに、土地を有効に使うことができます。

20141209c

さらに、三角形のレイアウト。通常、斜めの土地だと、レイアウトが階段状になってしまいますが、これなら、土地に合わせて綺麗に設置できます。こちらも、追加の支柱は必要ありませんから、安価に追加できます。わずか3枚ですが、20年間で、30万円ぐらい(32円FIT)の増収になりますから、投資効果も高いです。

このような自由なレイアウトができるのも、単管架台のいいところですね。

ソラカルシステム ジョイントアーム式駆動装置

つくばソラカルファーム発電所の増設工事がほぼ終わりました。

今回は、4.83kWの小型設備なので、ウインチではなく、新開発の「ジョイントアーム式駆動装置」を設置してみました。


単管3本と、自在クランプ3個を組み合わせて、地上から動かせるような仕組みです。片手でも、軽く動かせますが、これでも可動部は600kg以上あります。装置と言うのも気が引けるぐらいの簡単な仕掛けですが、かなり実用的だと思います。

20141209a

アームの固定は、南北の支柱にチェーンを渡し、フックに引っかけています。チェーンに、角度や季節毎の最適位置のラベルを付けておくと、分かりやすいでしょう。

50kW規模を全部同時に動かすことは難しそうですが、10kW単位ぐらいに分割すれば余裕で動かせると思います。単純なので、コストも安く、交換や修理も簡単なのがいいですね。

このような小型システムも可能ですから、ご自宅の庭などでもいかがでしょうか? この仕様(遮光率36%)であれば、4ユニットで約100平米、5.52kWになります。庭の家庭菜園でソーラーシェアリングというのも、楽しいと思いますよ。

つくばソラカルファーム増設工事

先日から、つくばソラカルファーム発電所の増設工事をしています。増設と言っても、設備の出力は変更せず、パネルだけを追加します。いわゆる過積載という手法で、パワコンの出力よりも、大きな容量のパネルを乗せることにより、発電ピークは犠牲にしつつも、総発電量を上げることができるのです。

場所は、今までと同じ土地で、駐車スペースとして使っていたエリアです。本体と同じ、3.5mの高さにパネルを設置しますので、下の空間は今まで同様に利用できます。

5m四方の1スパンに115Wパネル12枚を付けまして、合計42枚、追加分の出力は4.83kW、遮光率は37%程度になります(本体は25%)。

今回の増設は、新しいパネルと架台のデモでもあります。1期工事よりも、ソーラーシェアリング向きのパネルを導入し、架台にも様々な改良を加えています。

20141120a

基礎、支柱、フレームの施工は、2年前に基礎ブロックを作ってもらった業者さんにお願いしました。さすがプロ職人さんの仕事は、早くて美しい仕上がりです。1日半程度で、9本の基礎、フレームと、4列12枚のパネル設置が完了してしまいました。
20141120b

新しいパネルの取り付け風景です。会議用の長机を作業台として、できるだけ地上で組み立ててからフレームの上に設置します。

20141120c_2

本日は、お手伝いに来て下さった、2名の方と一緒に作業して、11列33枚目まで完成しました。あと少しで、パネル設置は完了する予定です。